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＿＿. ページ8
先生は、静かに話し始めた。
『調べたのよ。
色んなルートを辿ってね。
まさか自衛隊を辞めてるとは思ってなくて、
探すのに苦労したけど…。』
きっと、色んな裏ルートを使ったんだろう。
俺達の真相に辿り着くのなんて、
そんな事でもしない限り不可能だ。
『こうして貴方に会えたなら、
苦労した甲斐もあったわ。』
｢何でそんな事までして、
…俺の事。｣
俺の質問に先生は目を見開いた。
『私、これでも貴方の事が好きだったのよ？
だから探してたのに。
自衛隊にはもう居なくて。
探し切るのにこんなに時間が掛かっちゃったわ。』
先生の意外過ぎる言葉に俺は唖然とした。
『でも貴方はきっと、
私と付き合ってくれないでしょ？』
哀しげな表情で何処かを見据える貴女は、
俺の心境を悟っている様だった。
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作者名：leaf。 | 作成日時：2017年2月19日 20時
