霞柱に目をつけられていたみたいです。え、なんで？【時透無一郎】

霞柱の本性って ページ20

『でか...』







さすがお柱様の屋敷




くっそでけぇ









てかこれいつまで担がれてるの？







無一郎さんは靴を脱いであがる







『待ってください、わたしの』


時透「分かってる、脱がすよ」






『あ、ありがとうございます...』





自分で靴なんか脱げるのに







ｽﾀｽﾀ





あれ、茶の間らしき部屋は過ぎたけど




これどこ向かってる？








『そろそろおろしてもらってもいいですか？』






時透「でも寝室の場所分からないでしょ？」








ついていけば分かる話...




ん？寝室？






『まだお昼ですけど...もう寝るんですか？』







するとぽかんとした顔で私の顔を見る






え、なんか言った？







『稽古はしないんですか？』






時透「...稽古？」







『だってさっき覚悟しといてって言ったじゃないですか』







時透「ほんとに馬鹿なんだね」








『え？』






無一郎さんは私をおろす







時透「あのさ、そもそも今Aは怪我してるでしょ？稽古なんかそんな危ないことやらせるわけないし、Aに稽古で怪我なんてさせる訳にはいかないし、僕怒ってるって言ったよね？これ嫉妬なの、分かる？僕は今から君を抱くの」






言葉のバズーカ頂きました。







『そ、そんなに一気に喋らないでください...(何言ってるか一切聞いてなかった...)』





時透「そういうところも可愛いんだけどね」






そういって無一郎さんは私を壁に追いやる






ﾄﾞﾝｯ





こ、これは、いつの日か夢に見た...


か、壁ドン...！？





『///(ｶｧｧｧ)』





時透「...ねぇなんで照れてるの」




時透「こっちもしんどいんだって...///」








だんだん無一郎さんの顔が近づいてくる






恥ずかしかったので少し目を瞑って顔を背けてみる






...あれ？こない









ﾄﾝｯ







目を開けてみると


無一郎さんが私の肩に頭を預けていた







時透「だめ」



時透「可愛いから無理」



時透「もうお面かなんかしといて」



時透「辛いから」








霞柱って...






こんな可愛らしかったんですね((








『じゃ、じゃあお面買ってくるので...』






時透「だめ、Aの顔が見れない」






どっちなんだよ。

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