俺らのトマト、見てく？part4

たなっちbirthday ページ46

「初デート」の続編だと思って読んで頂けるとさらに楽しめるかも……？



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トマトクンside



以前、たなっちがこう言った



「とまんが行き先とか決めてね」



6月27日はたなっちのお誕生日


今日は特別な日にすべく、前々から準備を進めてきた。



た「朝早いね、笑」



ト「今日はお誕生日お祝いプランだからね！」



た「何やそれ笑でも楽しみだな」



ト「んふふ、じゃあ早速レッツゴー！」



あの日以降、たなっちの行きたい所をカメラを回してる時とかにさり気なく聞いた



たなっち、喜んでくれるといいんだけどなぁ



まず最初の目的地に着いた



た「あ！行きたくて行きたくてもうどうしようも出来ないって思ってたとこ！」



ト「さ、行きましょ〜」




笑顔を隠しきれてませんよ、棚澤さん……。



恋人の俺は放置されてるみたいで寂しいけど、たなっちが喜んでるならいっか



た「とまんのサプライズ、毎度毎度すごいんだよなぁ……」



ト「そりゃあ、好きな人が喜んでるのが1番嬉しいからねぇ」



た「真顔でサラッと言うなやwこっちが恥ずかしくなるわww」



ト「だってほんとの事だもん」



た「嫌われるよりは100億倍マシか」




それからまた別なところを回って、



時間が経つのはあっという間だ。



目の前には、たなっちの家が




た「今日はすごい楽しかった、ありがとう」



ト「楽しかったのなら良かった」




もうデートも終わっちゃうのかぁ



本当は泊まりが良かったけど、さすがに2日間休むのは申し訳ないと思って出来なかった。



ト「じゃあね、また明日」



た「待って」



帰ろうとする俺を引き止めるたなっち



た「今日、泊まってかない？」



ト「へっ…、」



た「断る権利は無いから。はい、中入って」



「これは俺からのサプライズ」



そう耳元で言われた時、俺の顔が真っ赤に染まったのが自分でもわかった。



た「あら、トマトになってる」



ト「誰がトマトにさせたんだ！」



今日のデートプランにまた1つ加えられた



「たなっちの家にお泊まり」




たなっち、いつもありがと。



そして、お誕生日おめでとう

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