俺らのトマト、見てく？part4

再会 けんトマ ページ1

トマトクンside


ト「うっす〜」


昨日けんすけが帰ってきて、夜はみんなでお酒を飲んで。


みんな二日酔いとか大丈夫なのかなと思いながらもHAPに来た。


案の定誰もいなくて。


パソコンを開いて、動画の編集を始める。



しばらくして、ドタドタと階段を登ってくる音が聞こえる。


だいちくんかーと思いながら、編集作業を進めていると、後ろから誰かに抱き締められた。


……違う、だいちくんじゃない。ごめんなさい。



ト「…もう、誰かと思ったじゃん」


俺だからわかる、この程よい力加減。



ト「お帰りなさい、けんすけ」



け「も〜う！階段登ってきても、1回もこっち見ないんだもん！！」



ト「ごめんごめんw」



け「寂しかったでしょ？」



ト「まあ、半年だからね……。」


やばい、昨日の夜会ったのに、今さら泣きそうになってきた。



け「久しぶりに、甘えてもいいんだよ？」



けんすけの方が年下なのに、俺よりたくましい。



ト「けんす……会いたかったよ……」


けんすけに会えた。


その安心感からか、俺の目からは溢れんばかりの涙が。

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