魔王家へようこそ！

今日もお疲れ様、社畜さん ページ5

【ザリエルside】





そもそもあの時、アイツに着いて行ったのが間違いだった…。そうだ！アイツが私を誘うなど全くもって考えられないこと！！！それに！あの2人が悪友だなんて知っていたこと！！！そんな簡単な事にも気づけないとは！！！！！







「ザーリエールちゃーん♡」



「巫山戯るな！ルシフェル…貴様ァ！！」




マーガライトにしっかりとホールドされ身動きが取れない。離すまいとギュウギュウと抱きつく…というよりは抱き潰すと言った方が正しかろう。どこからそんな力が出せるんだ…！この女は！


…とは言っても抜け出せんことは無いが…マーガライトは仮にも女性だ。手荒な真似は出来ない。男性であれば既に殴り飛ばしているところだがな！！


一方、ルシフェルの方は此方に全く目を向けずよく分からんポージングをしている。加えてそのポーズのまま手鏡を見て前髪を整えている。彼奴……屋敷から追い出してやろうか…！！(と思っているが毎回当主様に宥められるため実行できず…！！)





「ありがとうねぇ、ルシフェルちゃん」

「なぁに…礼には及ばないさ☆」

「あらあら、うふふ…ルシフェルちゃんは本当に口説き上手ね」



口説き合うのは私の居ない場でしてもらいたいものだ…。というか先程からマーガライトの抱き締める力が強くなってないか！？…流石に痛いんだが！！！




「まぁまぁ…そんな嫌がらないでちょうだい
今日もやつれたような顔してるわよ？
胃薬いるかしらぁ？」


「押し付けるな……大体、貴様から貰う物など信用できん！！！」





余計なお世話だというのに、マーガライトはグリグリと私の頬に胃薬の入った瓶を押し付ける。……いや、瓶の中は普通の胃薬の色ではない。そんな怪しすぎる物なんか貰う訳なかろう！！






「とにかく離せ！マーガライ………ゴフッ…！」


「あら、吐血して気絶しちゃったわ…ここまま好きにさせてもらうわね」







この後当主様が来て、マーガライトに好なようにされそうになった私を必死に止めたらしい…2度とあのバーに行くものかッ！！！！





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ザリエルさん、ルシフェルさん、マーガライトさんお借りしました！


現パロのつもりでしたけど現パロになって無いです…はい…。普通に3人でわちゃわちゃしてだけやないか…。

この3人めためた好きです…。皆さん、素晴らしいキャラ作りすぎです！！ありがとうございます！！

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