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菜々「A〜！！」
ピンポンを押してすぐ大親友の菜々が顔を出したかと思うと
体が痛くなるくらいに抱きしめられた。
菜々「会いたかったよ〜、」
「ふふ、わたしも」
そんな会話を交わして
どうぞ、と菜々に家に入るように促され家の中に入っていく。
「いっぱいお菓子買ってきたの、食べよ食べよ、デブ活」
菜々「やめて、ダイエット中なんだから。
…て言おうとしたけど、Aがせっかく買ってきてくれたんだからダイエットおーわり！食べる！」
昔と何も変わらないくしゃっとした笑顔で笑って、わたしが買ってきたお菓子を早速開け始める。
こういうところ、ほんとすき。
この人に、この笑顔に何度救われたかなんて数え切れない。
元カレのことだって知ってるのは菜々だけ。
いつもいつも、どんな時だってわたしの味方でいてくれた。
菜々だけは一生離してはいけない友達なんだ。
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作者名：ふぅりん | 作成日時：2020年4月28日 23時
