今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:8,704 hit
小｜中｜大
10 ページ10
『今、なんて？』
驚いたのか、目をまん丸にさせて
わたしの元へ戻ってくる。
「だからね、わたしすばるくんがすきなの、」
好きという言葉を伝えるのに
恥ずかしいとか、躊躇いとかはなかった。
伝えられない方が悲しい。
だから、何度聞き返されても応えてみせよう。
「え、...」
すばるくんはわたしを抱きしめた。
『俺も、好きやった、』
そう囁いて。
「うそ？」
『ほんま』
「信じていいの？」
『信じて、』
すばるくんの言葉には説得力がある。
だから、信じてみよう。
たとえ裏切られたとしても
すばるくんなら笑って許してあげるよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぅりん | 作成日時：2019年9月25日 0時
