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でもAちゃんはすぐに僕の体を引き離して
『じゃあ、今日はこれで』
そう颯爽と帰っていってしまった。
あまりにも想定外の出来事に頭がよく回らんけど
まだ微かに残っているAちゃんの温もりが
これはちゃんと現実やと教えてくれた。
Aちゃんと初めてちゃんと喋ったけど
前から思ってた通り、
ふわふわしてて可愛らしい子やった、
着てたサクラ色の服がよお似合ってて、…
あの子に色を付けるとしたら迷いなくサクラ色やなって。
どこか、儚いような、そん感じやなって。
そこから僕達は連絡を取り合うようになって
想いが通じあった日から三日後ふたり会うことになった。
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作者名：ふぅりん | 作成日時：2019年4月5日 21時
