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白石Aちゃん。
僕のすきなひと。
…って言っても僕が一方的に知っていて、一方的にすきなだけ。
カフェで働いてる姿を見て、勝手に僕が好きになっただけ。
きっと、彼女は僕の存在を認識してない。
じゃあなんで、名前を知っているかって？
左胸についているネームプレートと
この前常連さんらしき人が名前呼んでるの盗み聞きしてん。
だから、彼女の名前は白石Aちゃんって確信した。
ろくに喋ったこともない人の事すきになるっておかしいんかなぁ。
でもな、僕割と本気やねんで。
彼女を見るだけで、胸がきゅってなんねん。
苦しくなるほど、胸が。
…ほら、これってきっと好きってことやろ？
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作者名：ふぅりん | 作成日時：2019年4月5日 21時
