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それから、すばるとちゃんと会ったのは一週間後だった。
お葬式やら、何やらで
落ち着いたのがこの頃だった。
『まだ、やらなあかんことあるけど、はよAの顔見たなって、』
わたしの家にきたすばるはそう言った。
「そっか、」
なんか、見ないうちに痩せたね、
きっとろくにご飯も食べなかったんでしょ。
すこしこけたすばるの顔をみて、
わたしは昨日の晩の残りの唐揚げとご飯ををすばるに差し出した。
「はい、食べなよ、」
『え、ええん？』
「すばる、痩せたよ？元々痩せてるのにやばいよ」
『じゃ、遠慮なく、』
すばるは、んまい、って最初に言って
それからは無言で食べ続けた。
華さんのご飯もこんなふうに食べてたのかな、
そう考えると、胸が痛くなった。
すばるが、世界で一番愛してた人はもう、
この世にいない。
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作者名：ふぅりん | 作成日時：2018年9月29日 19時
