今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:59,229 hit
小｜中｜大
4 ページ4
それから月日は流れて
ついに出産の日が近づいてきた。
わたしはいつものように会社に出勤していて
いつものように仕事をこなしていた。
プルルル、プルルル
「ん？」
急に電話が鳴って
画面に映し出されたのは“すばる”の文字。
「もしもし？」
『あ！A？』
「うん、わたし」
『子供、産まれそうやねん！今日は会社休む！会社の人に伝えといてくれへん？』
「ほんとに？！わかった、伝えとくね、」
『ありがとう、ほな！』
すばるの声はすごく嬉しそうな声だった。
そうだよね、自分の子供が生まれるなんて奇跡の瞬間
嬉しくないわけがない、
わたしまで、笑みがこぼれてしまう。
あと、どのくらいで生まれるんだろう、
生まれたら見てみたいな、
あ、お祝いもあげなきゃ
仕事中、そんなことを考えてしまって、
その日の仕事はあまりはかどらなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぅりん | 作成日時：2018年9月29日 19時
