# 夜明け散歩 ページ6
「侑、A、いい加減起きぃや」
「「喋りかけんな阿呆が」」
「…お前らが反抗しとんの北やで」
その声に私は思いっきり飛び起きた。
それは同じく寝ていたらしい宮も同じようで
慌てて姿勢を正す。
「すみません、すみません」
「ほんまに許して下さい…」
「Aも侑も寝起き悪いよな」
「治が言えたことじゃないけどね」
私達が北さんにぺこぺこしている時に
治と角名がそう話していた。
「もうええ。学校着いたで」
日が昇る前に到着したようだ。
「俺ら３年はまだせなん事あるし、
ここで解散すんで」
「「はい！」」
荷物を纏めてバスを降り、ちょっとした
話し合いをしてから解散だ。
「サム、先帰っとおて。
こんままランニング済ませてくるわ」
「荷物持ったまま行くん？」
「何や持って帰ってくれんのか」
「今日の朝飯の卵焼きで手打つわ」
今日は双子の仲がいいらしい。
珍しい光景である。
「交渉成立や、ほな。｣
「おん、Aもまた数日後」
「ん、ゆっくり休んでね」
「Aもね」
「ありがと、またね。」
そのまま治と角名と銀達と別れ、
私は歩き出した。
「なんで着いてくんの」
「たまたまやし」
「ランニングなのに走らないわけ？」
「帰りに走るからええねん」
何だそれ、変なの。
「宮」
「何や」
「今日からまたちゃんと反省してね」
そういうと、忘れとおた…とでも
言いたそうな表情の彼。
「でも何すればええか分からん」
「飲み物買ってきたり掃除代わりにしたり？」
「ただのパシリやんけ！！」
「うるさい、まだ皆起床時間じゃないから。」
まだ周りは静寂が支配してる時間。
その中で二人、私の帰路を歩いた。
「…もうマネやらんの？」
宮侑が唐突にそんなことを聞いてきた。
「私が居なくても変わらないよ」
当たり前のことしかしてない私だから。
だからきっと、宮からも
"まぁ、せやな" 、的な回答が返ってくると
予想していた。
なんせ、一時的な遠征期間における私だし、
日常部活でのマネなら私じゃなくても
いいだろう。
そう思っていたのに、宮は歩を止めた。
私はびっくりして、彼の半歩先で
振り返る。
「どうしたの」
聞くと、宮侑はいつになく真剣な表情で
私に言った。
「もし、俺が、マネ辞めんといて、って
言うたらどうする？」
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乾すぅ - 翠恋依さん» まじで自信持ってｯ！！神作品だから！！更新頑張れ〜！！ (4月13日 14時) (
レス) id: 4514fc7d15 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - 乾すぅさん» ハイキューです！ユニークな友達だね笑 、。そんな事ないよ、？？でもありがと、嬉しいー！！ (4月12日 20時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - ハルスケさん» それは…大変ですね （ ）、。楽しみに待って貰えていて嬉しいです。最新話を一刻も早く書き始めますね！！ (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
乾すぅ - ハイキューだっ！！友達が良く言ってる「ツッキー突き指大丈夫？」が好きwwというか、みれいちゃんほんと何作っても神作品じゃんっ！！最高ダァ (4月11日 17時) (レス) id: b372d3bc03 (このIDを非表示/違反報告)
ハルスケ(プロフ) - 気になって一睡もできる気がしません (4月11日 17時) (レス) @page41 id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋依 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d21db535ba2/
作成日時：2024年2月29日 17時
