# 友人からの願い ページ38
あれから暫く学校に行ってない。
彼を見たくない、見たら辛くなるから。
部活は、奇跡的にも体育館のマイクの調子が
悪いようで工事中のため休止。
そのため無理して行く必要も無い。
( ぴんぽーん )
そう考えていると、チャイムが鳴った。
「…はーい」
鏡の前で目元を確認し、少し赤くなっている
自身に苦笑しながらも、宅配はそこまで
顔を見られないからいいやと思い玄関を開けた。
「やっほ」
「元気しとる？」
そういった治と角名の顔を見て、
ドアを閉めた。
……最悪、ちゃんと確認しとけばよかった。
「…A、開けて」
「…ツム居らんから…頼む」
…え、宮居ないんだ。
てか、なんで？何処まで知ってんの？
そう思ったが、取り敢えず宮が居ないなら
寒い中放る理由が見つからないため私は入れた。
「「お邪魔しまーす」」
「君たち来るの初めてだったね」
ここに人を入れたのは宮だけだったもんな。
そう思うとまた少し気持ちが凹む。
「お茶でいい？」
キッチンに歩き出す私の腕を、治は掴んだ。
そのまま引き寄せられて、後ろからぎゅっと
抱き締められる
「…治？」
普段と違う治に混乱していると、角名が
小さく笑った。
「今の侑、その治の倍以上に凹んでるから」
「え」
宮が、？なんで。
私は取り敢えずソファに二人を誘導した。
「なんで学校に来ーへんの？」
「ちょっと治、そんな単刀直入に」
「こんままじゃ納得いかへん。」
話せ。と圧をかけた治に、
ため息をついて口を開いた。
「…好きに、なっちゃったの。」
目を伏せがちでそう語る私に、2人は何も言わない。
「土曜日、宮が女の子とカフェからでてきて
歩いてきたのをたまたま見てね。
凄く綺麗で可愛い子だった。性格も評判いいし。
恋に気づいた途端、失恋したの。
でも、宮のバレーは世界へ行くでしょ、？
私が邪魔したらいけないことは知ってる。
彼女さんとのことも考えて、恋人ごっこも解消した。
だから、暫くは会いたくない。ごめんなさい。」
話し終えて、顔を上げると、治と角名は
なんとも言えない顔をしていた。
「どう思う？治」
「完全にツムが悪いわ。器用やないんに
回りくどいやり方したんがバチ当たったんや。
人格ポンコツ以下やで」
「…何の話？」
本当に分からない。
そう訴えかけると、治は疲れ気味、
角名は呆れ気味に私へ言った。
「学校来て、１回ツムの話も聞いてやって
くれへん？」
「明日だけでもいいからさ。」
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乾すぅ - 翠恋依さん» まじで自信持ってｯ！！神作品だから！！更新頑張れ〜！！ (4月13日 14時) (
レス) id: 4514fc7d15 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - 乾すぅさん» ハイキューです！ユニークな友達だね笑 、。そんな事ないよ、？？でもありがと、嬉しいー！！ (4月12日 20時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - ハルスケさん» それは…大変ですね （ ）、。楽しみに待って貰えていて嬉しいです。最新話を一刻も早く書き始めますね！！ (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
乾すぅ - ハイキューだっ！！友達が良く言ってる「ツッキー突き指大丈夫？」が好きwwというか、みれいちゃんほんと何作っても神作品じゃんっ！！最高ダァ (4月11日 17時) (レス) id: b372d3bc03 (このIDを非表示/違反報告)
ハルスケ(プロフ) - 気になって一睡もできる気がしません (4月11日 17時) (レス) @page41 id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋依 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d21db535ba2/
作成日時：2024年2月29日 17時
