# 失敗 ページ3
私たちは、本日夜行バスで帰る。
そのため、合宿所へ戻り荷物を纏めたあと、
夕食、入浴を済ませて帰る方向となった。
皆が帰る用意を済ませる中、比較的
私は荷物整理を早めに終わらせ、
夕食作りを行った。
それぞれ準備を終え、合掌してお腹に
ご飯を貯める。
「侑も治もどうしたんや」
「不機嫌オーラ全開やな」
日頃うるさい双子が静かに食べている、
その状況が怖い。
宮はともかく、治がご飯を食べても機嫌が
悪いなんて … 。
この場の皆が思った事だろう。
「何でですかね…」
「…そっとしといてやり」
北さん、角名は見当がついているみたいだが
教える気は無さそうだ。
とりあえず双子のことは一旦置いとこう。
それから各自入浴を済ませ、私はいつも通り
北さんに髪を乾かしてもらい
「今日でこれも最後ですね」
「少し寂しいな」
と会話をして私たちは荷物の最終確認を終え、
掃除をしてから合宿長に挨拶へ行き、
バスに乗り込んだ。
夜行バスは９時間半ほど。
寝ていたら着くはず。
席順は新幹線の時とおなじ。
つまる所、
今現在隣には超不機嫌な宮がいる。
サーブ邪魔された時くらい不機嫌だ。
何が此奴をこうしたんだろう。
そう思いながら、スマホを消音にする
設定をしていると、LI〇Eが来た。
「あ…」
思わず小さく声が漏れる。
『A、今日はサンキューな。
相談事とかあったら言えよ』
黒尾さんからだ、ナイスタイミング。
『こちらこそありがとうございました。
相談事って今でもいいですか？』
遊び心がある黒尾さんなら
不機嫌の理由が分かるかもと思い、
今までの双子の様子を伝えた。
すると返ってきたのは暫くの沈黙と
" wwww " の表記。
『近くにいんの？』
『現在夜行バスの出発前なんですけど
宮侑は隣です』
『気まずいな w』
『理由が気になって仕方ありません』
『まあ、本人に聞いてみれば？』
『私それﾀﾋにませんかね』
『大丈夫なことを願ってる』
『分かりました、ありがとうございます』
『またなー』
『はい！』
とは言ったものの何と声をかけようか…
しばらく悩んでいたが、どれだけ悩んでも
同じだろうと何故か開き直った私は
窓から顔を逸らして宮の方を向いた。
「宮」
「…なんや」
返事はしてくれるんだ。めっちゃ怖いけど。
めっちゃ怖いけど！
「あのさ…なんでそんなに不機嫌なの」
「は？」
…わお。
拝啓 黒尾鉄朗 殿。
声の掛け方間違った時の対処法とは。
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乾すぅ - 翠恋依さん» まじで自信持ってｯ！！神作品だから！！更新頑張れ〜！！ (4月13日 14時) (
レス) id: 4514fc7d15 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - 乾すぅさん» ハイキューです！ユニークな友達だね笑 、。そんな事ないよ、？？でもありがと、嬉しいー！！ (4月12日 20時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - ハルスケさん» それは…大変ですね （ ）、。楽しみに待って貰えていて嬉しいです。最新話を一刻も早く書き始めますね！！ (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
乾すぅ - ハイキューだっ！！友達が良く言ってる「ツッキー突き指大丈夫？」が好きwwというか、みれいちゃんほんと何作っても神作品じゃんっ！！最高ダァ (4月11日 17時) (レス) id: b372d3bc03 (このIDを非表示/違反報告)
ハルスケ(プロフ) - 気になって一睡もできる気がしません (4月11日 17時) (レス) @page41 id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋依 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d21db535ba2/
作成日時：2024年2月29日 17時
