# 夕日の中で ページ17
「「ご馳走様でしたー」」
「会計板貸して」
結局シフォンケーキも食べた治の分の
負担は約束だった。
「え、ほんまに払ってくれる気で
おったん」
「普通そうでしょ」
何そんなに驚いてんのさ。
「…天音、知っとる？
期間限定の飴が向かいの店で
売っとるらしいで。」
飴、と聞いて私の体が反応した。
「早く行ってきなよ」
「あとで会計割ればええやろ」
「ありがと」
そうして私は皆より先に店を出た。
お菓子屋で強調されているコーナーを見つけ、
最後のひと袋をラッキーと思いながら
会計に進む。
と、安売りされているソーダ飴が目に入った。
私は少し考えてそれを伴って会計に向かい、
店を出た。
３人は既におり、私は駆け寄る。
「ごめんお待たせ」
「ええよ、買えたか？」
「最後の一つだった」
「ラッキーじゃん」
そんな会話をしながら、私は思い出す
「カフェのお金！」
「あー、何処やったっけなサム」
「俺は知らんなあ角名」
「レシート消えたよね侑」
白々し！？
「嘘下手すぎでしょ」
「もうええやん」
「大人しく奢られとき」
「…ご馳走様でした」
素直にここは甘えとこう、
ここの人たち聞かないから。
「Aが双子に負けてる (笑)」
「なんで俺らがいつも負けてる判定なん？！」
「煩い」
それから適当に街を歩き、たわいも無い
会話をしてからお開きとなった。
と、店で買ったソーダ飴を差し出す。
「楽しかったお礼」
「Aがマネで良かったわ」
「ほんまにな」
しみじみ双子。
「それじゃ、」
と、不意に夕日が綺麗に見えた。
「A？」
「写真撮りたい」
「ええけど…」
そう言われて、私は２回目の
カメラアプリを起動させる。
「３人とも並んでー。角名もだよ」
「はいはい…」
そうして撮影ボタンに指を伸ばした時
だった。
「お前も入れや」
宮にスマホを奪われ引き寄せられてから
双子の間に入る。
「はいちーずー」
「ちょ、待っ」
( かしゃ )
シャッター音が響く。
画面には夕日の中で、呆れ笑いをしている角名と
超笑顔な治、意地悪な笑みを浮かべている宮と
その隣で少し驚いた表情をしている私。
「侑にしてはいい写真だね」
角名が賞賛した。
「俺は何でも出来るんじゃ」
スマホを私に返しながら手を振った。
「「ほな」」
「また学校で」
そう言って歩き出した３人。
私も帰路につき、思ったのは、一つ。
…彼奴ら、学校の時と違いすぎないか？
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乾すぅ - 翠恋依さん» まじで自信持ってｯ！！神作品だから！！更新頑張れ〜！！ (4月13日 14時) (
レス) id: 4514fc7d15 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - 乾すぅさん» ハイキューです！ユニークな友達だね笑 、。そんな事ないよ、？？でもありがと、嬉しいー！！ (4月12日 20時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - ハルスケさん» それは…大変ですね （ ）、。楽しみに待って貰えていて嬉しいです。最新話を一刻も早く書き始めますね！！ (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
乾すぅ - ハイキューだっ！！友達が良く言ってる「ツッキー突き指大丈夫？」が好きwwというか、みれいちゃんほんと何作っても神作品じゃんっ！！最高ダァ (4月11日 17時) (レス) id: b372d3bc03 (このIDを非表示/違反報告)
ハルスケ(プロフ) - 気になって一睡もできる気がしません (4月11日 17時) (レス) @page41 id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋依 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d21db535ba2/
作成日時：2024年2月29日 17時
