# 試合の名残 ページ1
「はぁ！？お前っ…！！」
状況を整理しよう。
音駒との試合終了後、この遠征期間マネの私は
タオルやジャグを洗っていた。
その中で、音駒の主将さんに声をかけられ、
雑談を行う。
しかし、私の不注意で髪が濡れてしまった。
面倒見がいい黒尾さんがタオルで頭を拭いて
くれ、お兄ちゃんみたい、と思っていると
"妹になったら音駒のマネ来てくれんの？"
と、冗談を言われた。
その時うるさいのが来た。そう、今。
「宮、うるさい。髪拭いて貰ってるだけだし」
試合直後なのになんでこんな元気なのさ。
「アホか！何しとんねん！！」
「今説明しましたけど」
「お前は稲荷崎のマネやろが」
「一時的な、ね」
「なら音駒にも一時的に来てくれませんかネ？」
ニヤッと笑う黒尾さん。
「忙しい時言って下されば簡易的なマネ業は
致しますよ」
すっかり乾いた髪を手櫛で解きながら、
私は頷いた。
ここで会ったのも何かの縁だしね。
「…あかんです、此奴うちのなんで。」
いつの間にか近くに来ていた宮に私は
引き寄せられる。
「いや、なんで勝手に宮が決め」
「喧しいわ、ちょお黙っとれ」
「おーおー、怖(笑)」
さすが先輩、治のように宮と即喧嘩には
ならないか。
でもなんで二人ともこんなピリピリしてんの…？
試合の名残って奴か、？
「…クロ、その辺にしといたら……？」
「あ、セッター君！」
新しい声に振り返ると、そこには孤爪研磨が
居た。
私の声に、彼は小さくぺこっとする。
「お疲れ様です！」
「……ども。」
「研磨が女子と喋ってる…だと」
「クロ煩いから……」
感激、とでも言いたそうな主将さん。
保護者か何かで？
「孤爪さんって、分析得意ですよね」
「…ゲームで鍛えてるから……」
「天音ちゃん、研磨でいーぞ。２年だし」
「「え」」
互いに少し驚く。
このセッター君同級生だったの … ！？
「勝手に決めないで…いいけど」
「んなら研磨くん宜しく、私天音A。」
「Aね、覚えとく…」
「お、研磨やんじゃん」
「ニヤニヤしないで」
「スミマセン。天音ちゃん、俺もAって
呼んでいいか？」
「いいですよ、！」
「おい」
主力二人と話していると不機嫌な声が
降ってきた
「今話してるんですけど」
「俺を置いとくなや、アホ！」
「……うるさ」
「はぁ！？」
「ちょ、恥ずかしいから
他所様の選手に失礼しないで！！」
さっきから此奴、何を考えてるんだろうか
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乾すぅ - 翠恋依さん» まじで自信持ってｯ！！神作品だから！！更新頑張れ〜！！ (4月13日 14時) (
レス) id: 4514fc7d15 (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - 乾すぅさん» ハイキューです！ユニークな友達だね笑 、。そんな事ないよ、？？でもありがと、嬉しいー！！ (4月12日 20時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - ハルスケさん» それは…大変ですね （ ）、。楽しみに待って貰えていて嬉しいです。最新話を一刻も早く書き始めますね！！ (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
乾すぅ - ハイキューだっ！！友達が良く言ってる「ツッキー突き指大丈夫？」が好きwwというか、みれいちゃんほんと何作っても神作品じゃんっ！！最高ダァ (4月11日 17時) (レス) id: b372d3bc03 (このIDを非表示/違反報告)
ハルスケ(プロフ) - 気になって一睡もできる気がしません (4月11日 17時) (レス) @page41 id: 55b59344d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠恋依 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d21db535ba2/
作成日時：2024年2月29日 17時
