強く美しい一輪の花

試験開始 ページ7

フレン「確か、けんもち…りきや？って人がいってたきが」

けんもち？そんな名前聞いたことない。確定でこの学園の人だな。


フレン「まぁ私達はそんなに警戒してないよ。」
イブラヒム「逆に、…あんたのこと舐めてるやつのほうが多いかもな。」
A「その…けんもち？…りきやさん？は何がしたいのか」



　


剣持「゛けんもちとうや ゛です」




フレンさんたちとの会話に夢中だった私は、背後に立っていた人に気づかなかった。

か・フ・イ・メ「？！」
剣持「初っ端から、先輩の名前を忘れるんですね」
フレン「……………汗」
剣持「まぁ、いいでしょう。いずれ嫌でも覚えます。」

そう言うと、剣持さんは教卓まで行くと私達にこういった。






剣持「これで、全員いますね。では、これより私立虹ノ空学園クラス 特 入学試験の説明を始めます。」






教室内がどよめく中、弦月君が手を上げて聞いた


弦月「僕たちは、すでにこの学校への入学入試を受けています。それに加えて、そんな試験があるとは一切聞いていません。」


剣持「この試験は、あくまで君たちの実力がどんなものなのか試すもの。正直、これが駄目だから退学というわけでもありません。
まぁ、僕的には ゛どんな事態にも対応できる ゛これが一流の魔法師だと思いますけどね。」

弦月「………」

弦月君が黙ると、剣持さんは満足げに言った

剣持「他になにか？」

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