強く美しい一輪の花

魔法 ページ3

甲斐田「華崎さんの魔法って何なの？」
A「え？私の魔法？」
甲斐田「うん！どんな魔法なんだろう〜ってずっと気になってたんだ」
A「実を言うと、…私魔法使えないんです」
甲斐田「ええ！？！？！？じゃ、じゃあなんでこんな名門に入れたの！？！」
A「そこなんです、私だって知りたいです。魔法の名門なのに、どうして……武術でスカウトしたのか」

甲斐田「え？」
A「え？」
甲斐田「……武術で……スカウト……されたの？」

あ、引かれてる?もしかして甲斐田君けっこう引いて、






甲斐田「……超かっこいいじゃん!!!!!!!!!!!」



A「へ？」
甲斐田「そんな漫画みたいなこと本当にあるんだ！しかも、女の子！それでスカウトされるってことは!相当な実力者ってことじゃん！しかも、女の子！超かっこいいじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

甲斐田君は、一通り喋ると疲れたのかゼェゼェしていた。

A「えっと、甲斐田君けっこう………ヲタク？」
甲斐田「なんでわかったの?!?!?!?!?!?!?!」
A「ですよね〜」

その後も、なんやかんや他愛もない話をしていると学校についた。が、……





A&甲斐田「広すぎ！！！！！！！！！」


とにかく校舎が広いし、人が多い。在校生だけで2000はいるそう。それなら、ここまで広いわけだ

甲斐田「……とりあえず、クラス見ておこうか」
A「はい。」


甲斐田君に付いていこうとしたら、後ろから超即急の何かが来た。

？？&？？「晴〜！！！！晴君〜！！！！」
甲斐田「ぐえぇえ！？！？？！？」
A「！？」

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