強く美しい一輪の花

気まずい ページ12

………………

きまずい。ものすごく













A「あの！」
アクシア「ねぇ！」


二人「あ………」


かれこれ十分ずっとこの状態。何か話しだそうとすると、かぶる。それも、さっきので4回目。




アクシア「……華崎さん、言いたいこと言っていいよ」
A「えっと、…すいませんでした。あんな気持ちよく入ってきたのに」
アクシア「うん、気にしないよ。すごいね一番」




そんな！死んだ魚の目で言われても！！

A「ていうか、皆さん遅いですね。」

アクシア「まぁ、あんな大量の魔物の核を一括破壊だからそりゃ手こずるよね〜。華崎さん!よくそんな早かったね〜」



A「へぇ？いっかつ？」

アクシア「え、あ、あえうん。大抵ああゆう魔物は体の中に核がある。それを破壊して初めて倒したってことのなるんだけど、…知らない？」
A「うん……」

アクシア「てことは、核の場所も分かず一括で倒したってこと？！」
A「ん？……うん、そうだね」



　


イブラヒム「はぁ？そんなことあんの？」



アクシア「本当なんだよ！！だって華崎さんここにいるもん！」

イブラヒム「わかってるよ。…てか、本当に華崎さんさ魔法も魔力もなにもないの？」


しかめっ面で聞いてくるイブラヒム君が少し怖い

A「言わなくてもわかるはずです。剣持さんから聞いたんでしょう？」
イブラヒム「そりゃ聞いたよ。でも、本当になにもないの？みんなこんなに手こずってるのに。」

アクシア君も不安そうにこちらを見る。
私、疑われてる?

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