目を閉じれば

おにぎり ページ22

lightside


あの後、sunはお粥とバナナを頬張ってすぐに寝た。


ショートスリーパーな自分と違って、寝なきゃダメな彼は大変だ。






おそらく、アイドルの仕事は1週間ほど休み。


本業の方も当分、2、3週間ほど休み。

sunの体調はあの感じだとあと2日ほどで治りそうだ。


虎威奮のことを調べる前に。


たてとくか。これからの計画。




prrrrrrrr


L｢あ、もしもし。｣


『どうした。過剰労働で訴えに来たか。』


L｢そ、そんなことないですよ〜。俺ら仕事好きですもん。あの、俺らの仕事、いつから始まりますかね？｣


『メールで聞けばよかったのでは？』


L｢いや、夜飯の準備をする前に、聞いておきたいなと思って。｣


『えっと。詳しくはメールを送るが、規定に乗っ取り、10日休んでもらう。』



L｢その規定、よく変わりますね。昔は3日とかだったのに、笑
大変ですね、月村さんも。｣



月『俺のことはいい。これで要件は済んだか。』



L｢はい。((ﾌﾞﾁｯ




切り方ひっど！！



俺とsunは国家機密だ。

単体で暗殺者をやっている訳では無い。


もちろん、組織なのだから、自分たちを指揮している人がいる。

国家機密管理課特別部 通称weekが、俺たちの直属の上司、俺たちの指揮官である。
月村さんはそのうちの一人。

weekの人らがどんな顔なのか、俺らの世話以外どんな仕事をしているのか。

俺らは知らない。

というか、知ろうともしていない。



顔すら知らない政府の人から世話をしてもらって生活していると考えると、
自分たちはかなり社会から離脱しているのだなと、感じる。



ということは置いといて。



10日。

行くか。サバゲー。



L｢もしもし、山田です。1日、山、貸してください。

あ、はい。 はい。 ありがとうございます。

では。｣



これで、自主練のモチベが上がるわー。


ここ10日間は1日山でサバゲーだとして、残りの9日間、自主練だー！！


おし。メニューが決まったところで、

調べなおしますか、虎威奮。




簡単に作ったおにぎりを5個自室に持ち込み、パソコンを開いた。

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