目を閉じれば

9階 ページ13

sunサイド



あちゃー。ここに来て、頭痛くなってきましたかぁ。

集中力、切れなきゃいいけどなぁ。


でも、凄く嫌な予感がする。



ｶﾁｬ


lightが9階のドアを開ける。



ｽﾞｼｬｯ ﾊﾟﾘｰﾝ




っぶねーー！！



lightが死ぬとこだったわ！

ドアを開いた瞬間、後ろから、でかい針のようなものが出てきた。


なんで分かんなかったんだろう。

匂いや雰囲気で、違和感を感じてもおかしくないのn((ｽﾞｷｯ



いやぁ、体調のせいにはできないぞ。


考えろ。


この階には漂う雰囲気的に敵はいるのか？？


違う。これはいない。


だとしたらおかしい。


地図は読み込んだはず。


裏があるとか？


いや、今まで通ってきた道に
仕掛けがあるような匂いや雰囲気はなかった。




裏道がないなら、、、、



地下か！？




そうだ。それしかない。



きっとこの9階には罠が沢山ある。


どちらかというと遠隔ではなく、アナログな形の罠の雰囲気が漂っている。



よって、遠くに敵がいる可能性がある。
屋上にはいない。


普通に考えて、地下だ。


S｢light、地下だ｣


L｢了解。｣



一応lightを先に行かせる。



ｺﾞｸｯ


ツナギのポケットに入れといた頭痛薬を飲んで、、、




どうか、ボスとの戦いまで薬が効いていてください。





ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ






8階・7階・6階・5階・4階




エレベーターを殺し屋が使うなんてもってのほか。

もちろん階段で上ってきた。




上りは少しずつだから目は大して回らないけど、

一気に下ると、そりゃ目が回る。、




敵の攻撃の受け身で回るのとは訳が違う。

プラス、体調不良。

吐くわ←


ﾊｧﾊｧﾊｧﾂｯﾊｧﾊｧﾊｧ


3階・2階・1階


おし。

地下探しだ。



S｢ﾊｧﾊｧ、light、あっちら辺の壁や床を銃で叩け、
俺はこっちら辺を探す｣



何か違和感があるはずだ。

早く気づかないと、外に出てしまう可能性だってある。




L｢ここ変！！｣

ただ、苦戦すると思っていた隠し部屋探し、
案外すぐに見つかった。






ｶﾞｧﾝ



足で蹴ったら案外すぐ空いた。

まぁ、開ける方法違うと思うけど。笑



頭は相変わらずガンガン痛いけど、きっと、

戦闘モードに入っちゃえば大丈夫。



今だけだと自分に言い聞かせて、自分の頭を両手で勢いよくサンドイッチする。





すると、俺の肩をlightが掴んで言った。









L｢なぁ、俺ボス倒してくるから、ここで待ってて｣

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