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「Aちゃん、結構お酒強いタイプ〜?」



















「ですかね?普段あんまり飲まないんですけど」



















「岩ちゃん酔ってるじゃーん。ペース早くない?あ、早乙女さん、適当にあしらっておいていいからね」



















「あ、はい」



















レストランに着いて、関係者の皆さんに挨拶を済ませ、さて私も一杯、、、と思ったところで登坂さんと岩田さんのテーブルに誘われ、この状況



















岩田さんはガブガブとワインを飲んでいて、既に1本を開けそうな勢い



















しかもさりげなくAちゃんって、、、



















彼はこうやって無意識に女性を惚れさせるに違いない



















「ねえねえ、Aちゃんって何歳なの?」



















私の分のワインも持ってきてくださった登坂さんが隣に座りながら尋ねてくる



















この人も、、、さりげなく名前で呼んでくるタイプか、、、



















「28です。登坂さんは?」



















「臣。」



















「え?」



















「登坂さんって堅苦しいから、臣でいいよ。みんなそう呼んでる」



















「あ、、、はい」



















「で、俺は36歳です。あ、結構いってるって思った?自分でもびっくりだよ、もうそんな歳!?って感じで。いやーほんと、30歳過ぎた頃から特にあっという間だったね」

















1人で喋り続けている登坂さんも、たぶん結構酔ってる



















なんだろう、この2人の初対面なのにそう感じさせない雰囲気は



















「あ、俺は34歳っす」



















「岩ちゃん、聞いてないから!!って、Aちゃん聞いてる?あ、この後来る今市って奴は俺と同い年ね。まあ俺は早生まれだから隆二は37か」
 



















「えっ」



















今市さん、、、来るんだ、、、



















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作者名:はるまき | 作成日時:2024年1月19日 17時

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