検索窓
今日:56 hit、昨日:57 hit、合計:9,791 hit

ページ17

.













「おはようございます」



















会議室のドアを開けると、ふわっと淹れたてのコーヒーの香りが漂っていて、眠気に負けそうになっていた気持ちがシャキッとする



















「早乙女さん、忙しいのにわざわざありがとうね」



















「いえいえ!私も帰国してからすぐ来られなくてすみません。公演終了まで待っていただいて助かりました!」



















「迷わず来られたようでよかった」



















「迷ったんですけど、地図アプリ見ながらなんとか辿り着きました、、、」



















「駅からここまでの距離で地図アプリ開くのは、きっとAちゃんくらいだよ」



















あはは、とスタッフの皆さんの笑い声が響く、なんとも温かい雰囲気の職場



















今日はモデル事務所の打ち合わせでオフィスまでやってきた



















メディア関連の仕事を区別するため、バレエ団とは別に所属している



















これまではアメリカからリモートで参加することが多かったため、現地に来るのは数年ぶり



















久しぶりに直接会うスタッフさんが次々と声をかけてくれて、ほっこりとした気持ちになる



















「じゃあ、打ち合わせ始めていきますか!まずはAちゃんおかえり〜!待ってたよ!!」



















私の担当マネージャーである、夏目さんが拍手で迎えてくれて、なんか照れるなと思いながらぎこちなく会釈をする



















.

・→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はるまき | 作成日時:2024年1月19日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。