検索窓
今日:35 hit、昨日:63 hit、合計:9,833 hit

ページ12

.



















「いや、知り合いというか、、、前にイベントで一緒になりましたよね?」



















「あ、、、はい。一緒になったというか、すれ違ったというか」



















「そうそう。ほんと、一瞬すれ違ったんですよね」



















ニコニコしながら今市さんが同意すると



















「ふーん。一瞬だったのによく覚えてるのな」



















片方の口角を上げて微笑みながら、訝しげな視線を今市さんに向ける登坂さん



















「隆二さんお疲れ〜」



















「ああ、岩ちゃんだったのか。お疲れ。机に突っ伏してるから誰か分からなかったよ」



















岩田さんはフニャッとした笑顔を見せると、またすぐに元の姿勢に戻った



















「岩ちゃん何かあったの?珍しく酔ってるね」



















「知らん。まあ、岩ちゃんもいろいろあるのかねえ。隆二も撮影お疲れ」



















今市さんにグラスワインを手渡す登坂さん



















「ありがとう。てか、お邪魔して大丈夫だったのかな?しっかりしたパーティーだけど」



















その視線が私をとらえる



















「あ、全然問題ないです!もう、どこの誰か分からない人ばっかりなんで」



















挨拶回りをしている時も、この人は誰かな?って思いながらとりあえずニコニコしていた



















「ならよかったです」



















ふっと微笑んだ今市さんが、私の隣の席に座る



















.

3人→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はるまき | 作成日時:2024年1月19日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。