十二章 自分が犠牲になろうとも�� ページ40
「わかりました。では私から時計回りに自己紹介をしましょう。まずは私から。私はエリスと申します。能力は情報を収集する能力です。ですが、情報を収集する相手が認知している情報しか収集ができません。先程あのまがれについて能力で調べてみたのですが、なにも情報が手には入れませんでした。私からは以上です」
「次は僕がいくね。僕はシン。能力はあらゆるものを反射する能力。魔法でも物理攻撃どんなものを跳ね返すことができる。だが、強力な魔法や物理攻撃は跳ね返すことができない。僕からは以上だよ」
「じゃあ次は私いっくね〜☆私はアルム！能力は物質を変換する能力だよ！その名の通りいろんな物を変えることができるよん☆」
「次は俺だな。俺はレイジ。能力は感情を力に変える能力だ。簡単に例えると、怒ると力が強まり、悲しんだり絶望していると力が弱くなるって感じだ」
「あたしはメアリー。能力は相手を必ず打ち抜く能力だ。その名の通り、相手を必ず殺すことができる能力だ」
「では次は俺になるな。俺の名はイル。能力は先程見せたとおり、結界を張る能力だ。俺の作る結界はそう簡単には破壊されないようになっている」
「オレはキラだ！よろしくな！能力は狂気を操る能力だ！オレにはよくわかんねーけど、とりあえず相手を狂わせることもできるぜ！」
「最後は私ですわね。私はユリアと申します。能力は植物を操る能力です。こんな感じですぐに花を出すことができますわ」
ユリアはそう言うと一輪の紫の花を出した。
「この花はオダマギといいます。花言葉は『勝利』ですわ。この戦い必ず勝ちましょう」
「みんなありがとう。とりあえず能力は把握できたね」
「そうだな。ある程度作戦は考えられた。今から作戦の説明をするから、よく聞いておけ」
一方ヤトたちは……
「なんだ？あいつら作戦会議でもしてんのか？」
ヤトたちはAたちがいるところより少し遠い場所におり、Aたちを見ていた。
「どうやらそのようですね。あのまがれが攻撃しているのはおそらく彼らがいる結界か何かかもしれません」
ナビは眼鏡の位置を直しながら、そう分析した。
「なるほどね〜なかなか便利な能力を持っている奴いるんだな〜お。結界がなくなったな。いよいよあいつら動き出すみたいだな〜さあ〜てどうやってあいつを倒すんだ〜⁇人間ども」
次回に続く
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作者名：ムラサ | 作成日時：2020年5月15日 17時
