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風の音も聞こえないような、静かな部屋にふたつや影。
美しく､淡く、儚い聲が空間を支配する。
『川は青緑色、鳥は一層白く見え
山は青々と、花は燃えるように赤く
今年の春もみるみるまた過ぎてゆく。
いつになったら故郷に帰ることが出来るのだろう。』
吉乃は子守唄のように、膝に眠る最愛の信長を母のように見守りながら頭を撫でまた、唄を口づさんだ。
信「吉乃、行くぞ」
いつの間にか、起きていた信長に驚きながらも顔には出さずただ信長の服装を直し、静かに信長についた。
信「吉乃何をボォっとしている。体育館に行くぞ」
『はい、信長様。今参ります。』
吉乃は外の桜を眺めるのをやめ､後を追った。
その吉乃の視線の先を信長は不思議に思いながらも吉乃の肩に手を当てながら、体育館へ向かった。
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にこ - なんで吉乃さんのこと知ってるの⁉歴史好きの友達ですら知らないというのに…尊敬しますっ！ (2022年11月1日 15時) (
レス) @page6 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
カミラ(プロフ) - 花珠さん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます。 (2022年8月4日 22時) (レス) id: 96ed5919e1 (このIDを非表示/違反報告)
花珠 - めっちゃどタイプで大好きです…！！更新応援してます！熱中症などにお気をつけて (2022年7月28日 3時) (レス) @page5 id: 8ba5697bbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みわ | 作成日時：2022年7月26日 16時
