同棲カップルの日常【青】 (ページ8)

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7/久しぶりの後【ころんside】ページ8

【ころんside】

『…はぁ…はぁ…んっ…』

僕にめちゃくちゃ愛されたAは目を涙でいっぱいにして息を整えている。

同棲を初めて最初の営みだった。

営みがそもそも久々なのもあって僕自身も余裕がなかったけど…

こ「…ん、大丈夫…？」

『…ころんのバカ。激しすぎだよ…』

…え。

こ「…でもAが激しくていいって言ったもん。」

『…っ、そうだけど…久々だったから…
なんかいつもより変になったし…』

変？

こ「…何が変だったの…？」

恥ずかしそうに顔を隠してAは言う。

『…から…』

…？

『…久しぶりだったから…いつもより感じちゃって…
気持ちよくて…変になったの…//』

…っ

こ「…可愛すぎ…」(ボソ)

『も～やだぁ(涙』

でも…

こ「僕も久々だったから無理させちゃってちょっと不安だった…」

『そっか……ふへへ…』

こ「急にどうしたのw」

Aはチラッと僕を見て言う。

『ころん、かっこよかったよ…///』

こ「…っ。もーいいからー！」

『ふへへw』

ったくこの天使は…w

こ「…もう昼になるけど…先風呂入るでしょ？」

『うん。先いいの？』

こ「いいよ。僕沸かしてくるから待ってて。」

そう言って僕はベッドから出て軽く脱ぎ散らかした服を着て風呂場へ向かう。

沸かす準備をしていると

『…ころちゃーん』

こ「うわぁー！…何！？」

『んー？へへ～…呼んでみただけ～』

…はぁ？

……

あーそうだった。

こ「……はぁ。」

そーいや、Aは毎回余韻がすごかったんだ…

普段あんまり甘えてこないからなのか

こういう時、猛烈にダル絡みされる。

「ころちゃん」って呼ばれるのも久々だなぁ…

こ「…もー。今沸かしたところだからあっちで待っとこーね。」

と僕はAの頭を撫でてリビングの方へと連れて行く

『…はぁーい…』

Aを昨日届いたばかりのソファに座らせて

僕はお風呂が沸くのを待つ間2人用の朝ごはんを作る。

作ると言っても今はまだ必要なものが十分に揃っていないのもあって、実際に作ってるわけではなくインスタントとか買ったものを盛り付けるくらいしかしていないけれど…

まぁ2人とも今日は朝から疲れてるし
ガッツリ食べる気分でもないだろうから
春雨スープとサラダを用意する。

こ「…はいどーぞ。火傷気をつけてね。」

『…ありがと…ころん今日優しいね…』

こ「はぁ？今日じゃなくていつもだろ()」

Aだから優しくしたいんだよ。