同棲カップルの日常【青】 (ページ3)

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2/目覚めると【ころんside】ページ3

【ころんside】

(ピピピピピ…)

こ「ん…」

(カチッ)

7時……朝か…

…？

あれ、僕の部屋じゃなくね？

なんか広いし…

ん？

隣を見ると…

Aが寝ている…

『…スー…スー…』

え！？

なんでAが…！

…って、そうだった

昨日から同棲を始めたんだ…

こ「そっか…
これから毎日こうなるのか…」

はっきり言って嬉しい。

僕はニヤけそうになるのを抑える。

これから毎日、最初にAの顔を見れるんだ…

チラッと寝ているAをもう一度見る。

Aは20歳の時の誕プレに僕があげた
ジェ○ートピケのルームウェアを着ている。

あ、モコモコしたやつじゃないよ(￣∇￣)

Aは寝る時にモコモコしたやつを着るのは好きじゃないって言ってたから

無難な白色のサラッとした素材で脱がしやすような…(え)。ゴホン。僕好みのルームウェアを選んだんだ^ ^

そしたらすごく喜んでくれて…

毎日着るって言ってくれていたけれど

僕はAがそれを着ているところを見るのは

昨日初めてだった。

こ「いや、可愛すぎんだろ…//」

破壊力が半端ない。とにかくやばかった。

昨日はここに来たばかりだったし
疲れてただろうから無理をさせたくなくて

理性を抑えるのに必死だったけど…

今すぐにでも襲ってしまいたい…

こ「はぁ…」

まぁそんなわけにも行かず、

今日は大学の講義の後、

一緒に新生活にいる物を見に行く予定もあるのだ。

ボーッとしている場合ではない。

こ「A～、A起きて、朝だよ。」

僕はAを呼んで起こす。

『ん…朝…ん…』

Aはとにかく朝に弱い。

そのため早めに起こさないと間に合わないのだ。

こ「朝ご飯、まだ家に何もないから早めに準備して外食べに行こ。」

僕がそう言うと

『え…なんでころん…？』

こ「え…」

Aもびっくりしているみたいだ。

『そっか…私、ころんと同棲始めたのか…』

こ「そ。」

『ふふ…そっかぁ～、これから毎日目が覚めたらころんがいるんだね…嬉しい…』

いや可愛いかよ

こ「もー！いいから早く準備するよ～」

『んー…まだ眠い～…』

こ「ったく～、はい、はい、はい」

僕はAを無理やり起こして洗面所へと連れて行く

こ「顔洗って歯磨きしたら目覚めるよ」

『うん…』

そうして僕が言った通り

歯磨きが終わる事にはAの目は

完全に覚めたみたいだった。