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10/複雑な記憶【ころんside】 ページ11

【ころんside】
設定を読んだ君は薄々気付いたかい?
読んでいたない君も悟ったのではないかい?

そう。Aは酒癖が悪い。
それも悪意なしだからもっとタチが悪い。
酒は好きらしいが度数が弱くても2缶も飲めば我を忘れるくらいだ。

だからいつも飲み会には誘われても行くなと言いつけている。

何をしでかすか分からない
あんなことを体験しては…

僕がそれに気付いたのはAが20歳の誕生日だ。
その日、僕の両親は旅行に出かけていて
僕の家で誕生日を祝うことに。

Aの誕生日は僕の誕生日の前日だから
その日は泊まってもらって

Aは今日の自分の為と明日の僕の誕生日の為にと
初めてお酒を買い行った事ではしゃいでいた。

『えへへ〜私お酒飲めるんだよー???ころんはまだダメだけど〜!私はもう飲めるんだからね〜』

こ「はいはい、しょーもないから。あと少し待てば僕も飲めるんだからそんな変わんないし…」

『もー!私の方が年上なんだから〜w』

こ「1日差だろ〜後4時間後には飲めるし!」

『たしかにっ!…んじゃ私先に飲もっかな〜』

そう言ってAは初めてお酒を飲んだ。

こ「…どう?」

『…う〜ん。ちょっと苦い…けど美味しいかも…』

こ「どっちだよw」

『…でもこれはこれで好き〜』

こ「ふ〜ん…そんな感じか〜」

『んー。』

そして一缶飲み終わる頃…

こ「A…?大丈夫かー?」

『ん…、ころちゃ…ん…ふわふわしてる…』

こ「は!?しんどいの…?」

『しんどくはない…フラフラする…』

こ「…酔ってんの…?」

『え…酔ってんのかな…?』

…顔赤いじゃん

こ「一缶で酔うんなら酒弱いんじゃね?」

『え〜弱いのかなぁ〜…』

そう言ったやさき

こ「…っ//な、おまっ…」

Aは僕に近づいて抱きついてきた。

…っ…急に抱きついてくんなよ…///

こ「…A?…もう寝たら…?」

『…嫌。ころんの誕生日0時に祝うの。』

なんだその可愛い理由…

こ「…んじゃ離れて?僕動けないから。」

『…やだ…ころんと一緒がいい…』

…っ

こ「も〜、いつもは甘えてこないくせに…」

『…それはころんもじゃん…』

こ「んじゃ明日は僕甘えるよ。」

『ほんと?えへ…じゃあ今は私が甘える…』

そう言ってAは上目遣いで笑う。

こ「いや…あの…胸見えてる…////」

なんでそんな薄い服着てんだよ…

色気やばい…。頑張れ僕。抑えろ理性。

『…別に見られてもいい…』




はぁ!?ダメだろ!!アホか!!

11/乱れた君に【ころんside】→←9/飲み会開始



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作者名:くらげ | 作成日時:2020年4月12日 19時

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