私達の青春【苺】 (ページ6)

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#5貴方side ページ6

少し話すところんくんに

こ「あ、入学式の前に教室に着席しないと！」

と言われて私達は

りる「「『え"』」」

と一言。

その後はクラス表を見て素早く教室に向かう。

それを早く言ってくれないと！！！

私はるぅとくんと同じクラスらしい。

遥はチラッと見たところ莉犬くんと一緒だ…

遥と分かれちゃったなぁ…

そう思いながら

私は急いで分かれ、教室のドアを開ける。

ガラガラ…

教室の中は自由で席を立ったり写真を撮ったり
お喋りをしていてざわざわしている。

間に合った…！

『良かった…まだ間に合ってる』

る「良かったですね。席はどこでしょうか…」

黒板に座席表が貼ってあった。

えーっとー…

あー、廊下側の席かー…

る「あ、僕の後ろですね」

とるぅとくんが言った。

よく見ると私の前にるぅとと書いてある。

ほんとだ…

自分の席に座るとるぅとくんが振り向いて口を開く。

る「あ、えっと…」

『あ、名前言ってなかったね…w
　AAです。』

る「Aちゃんですね！
　僕はるぅとって言います。」

『るぅとくんだね。』

まぁさっきころんくんが言ってたから知ってるけど。

る「さっきは本当にありがとうございました」

『いやいや、助けたのは私じゃないよ。
　ころんくんが来なかったら助けれてないよ…w』

る「でも助けてくれようとしました。
　嬉しかったです！」

優しいなぁ

『そっかwなんかありがとう！
　そーいえばころんくんって何組？』

る「ころちゃんは2年生です。」

『へ？』

先輩…！？

『わ、私、"ころんくん"とか言ってたよ…』

る「大丈夫ですよ。本人気にしてませんってw」

『そーかな…』

ころん先輩…か。

そんな話をしていると先生が入ってきた。

先生は手短に自己紹介をし、
入学式について細かく話してから
私達を廊下に並ばせた。

私達は体育館に向かう。

入学式は無事終了した。