私達の青春【苺】 (ページ14)

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#13るぅとside ページ14

…どうも、るぅとです

今、やばいです。とってもとってもやばいです

Aちゃん達とジョイ☆ルに来たのは良いものの、

Aちゃん達の幼馴染みの暦さんを見てから
僕の心臓がドキドキしてしまうんです！

ど、どうすればいいのでしょうか！

どうしてなのか僕の胸が苦しいんです…！

横ではジェルくんに挨拶する声が聞こえます。

A「よろしくお願いします！ジェル先輩！」

ジ「よろしく～！！分からんことあったら
　何でも聞きや！」

暦「せっかくだしジェル君達も一緒に
　 4人の入学祝いに話そ～？」

暦先輩のお誘いもあって何故か

ジ「お、ええやん！」

莉「やったー！俺、もうなんか頼んで良い～？」

遥「早くない？w」

A「じゃあ私もなんか頼もうかな～w」

一緒に座ることに…！

暦「…？るぅとくんどうしたの？」

『…ふぇ！？いや！なんでもないんです！』

話しかけられた！

暦「そ？隣おいで！」

そういって隣をポンポンされる。

『は、はい…///』

僕は暦先輩の隣に座ってしまいました…

暦「るぅとくんはAと同じクラス？」

『そ、そうですね！』

暦「そっか～。仲良くしてあげてね～」

『はい！』

たくさん話しかけてくれる！

暦「部活とか入るの？」

『んー、迷ってるんですけど
　多分入らないです…』

暦「他にやりたい事とかあるの？」

『…僕、趣味でギターやってて…』

暦「…え！ギター！？すごい！」

『は、恥ずかしいです…！』

暦「へぇ～！でも軽音部には入らないの？」

『…ギターだけじゃなくて作詞も挑戦してるので
　部活する余裕があまりなくて…』

暦「作詞！？すごー！え、聴きたい！」

！？

『…じゃ、じゃあもう少しで今の曲が完成するので…
　出来たら聴いてくれますか…？』

暦「うん！聴くよ！…楽しみだなぁ…」

僕も何か話題を…

『暦先輩は…』

暦「…あ、先輩はいいよ」

へ！？

『…こ、暦…さん！』

暦「うん！そっちの方が良い！」

華麗な雰囲気とは違ってニカッと笑う暦さん…

『～～っ/////』

暦「あ、さっき何か言いかけてた？」

『…こ、暦さんは何か趣味とか…？』

暦「…うーん…w」

『…？』

…言うのを躊躇ってる？

『あ、別に言いたくなければ大丈夫です！』

暦「…うん。また今度言うよ！」

『はい！』

一瞬、変な雰囲気になったけど
もう大丈夫だ…良かった

遥「こよちゃんもなんか頼むー？」

暦「え～wそーだなぁ…」

いつかこの気持ちを伝えられますように