私達の青春【苺】

#11貴方side ページ12

入学式が終わり短いHRも終わり

明日から使う教科書を鞄にしまっている途中

ん？

ポケットのスマホから着信音が。
ポケットから出して画面を見ると

こよちゃんだ…

こよちゃんこと大川 暦は私達の幼馴染みの1人であり
この学校の2年生だ。

ここで電話はまずいので教室を出て
廊下の端で着信許可をする。

『もしもし…こよちゃん？』

暦「もしもしA？あ、入学おめでと〜。」

『ありがと〜w』

こよちゃんの綺麗な透き通った声に癒される…

暦「あのさ、いきなりだけどAと遥の
　 入学祝いにジョイ☆ル、集まらない？？
　 私と遥と岬姉とちーちゃんと芭も来るぞ〜？」

おおおお！

『え、行きたい！！』

暦「よし！！みんなには了解貰ったから
　 近くのジョイ☆ルに現地集合で！
　 あ、ちーちゃんは生徒会で遅れるって」

ちなみに、ちーちゃんとは氷上 千歳の事だ。

『はーい。じゃあまた〜。』

ポチッ

電話を切って教室に戻る。

するとるぅとくんと目が合った。

る「急に荷物も持たずに出て行ったので
　 びっくりしましたw電話だったんですね！」

『うん！私と友達の入学式祝いに
　ジョイ☆ルに幼馴染みで集まろうって…
　現地集合だから待たせちゃ悪いから行かなきゃ…』

るぅとくんに電話の事を話すと…

る「！…僕も莉犬と一緒に幼馴染み同士で
　 ジョイ☆ルに行くことになったんです…！w」

『え、ほんと！？すごいねw』

る「偶然ですね！これから莉犬呼びに行くんですが
　 もし良かったら一緒に行きませんか？」

『うん！良いよ！あ、莉犬くんのクラスに
　私も幼馴染みの子いるんだ。その子も良い？』

る「大丈夫です！」

そうしてるぅとくんと教室を出て隣のクラスを覗く。

チラッ…

あ、遥いた！？

『遥〜』

遥「あれ？ジョイ☆ルには現地集合でしょ？」

『そーだけど一緒に行こーよ！』

遥「それもそーだね。行こっか。」

る「莉犬〜？」

莉「るぅとくん！待っててくれたの！？」

る「一緒に行こうと思って」

莉「やったー！」

『遥。私と同じクラスのるぅとくん。』

る「るぅとです！遥ちゃんで良いですか？」

遥「は、はい…ど、どうも…？」

『るぅとくん達もジョイ☆ルに
　幼馴染み同士で集まるらしくて、せっかくだし
　一緒に行くことになったんだけど良いかな？』

遥「りょ〜」

すると

莉「あ、朝の！！」

『莉犬くん！』

遥「Aと知り合い？」

莉「朝、助けようとしてくれたんだ！」

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