検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:16,145 hit

#10さとみside ページ11

遥「いますけど」

やっぱりだ!

『君、名前は?』

我ながらぐいぐいしすぎかな

遥「…花咲 遥です」

ビンゴ!!

『やっぱり!岬の妹さん?』

そう言うと岬の妹は驚いた顔をして
一瞬だけ嫌そうな顔をした。

え、なんかまずかった?

遥「…そうですけど」

岬よりは幼そうな感じだ。全体的に()

『なんか似てると思ったんだよー』

そして俺は自分の名前を教えようと口を開く。

『俺の名前はs
遥「さとみ先輩…」

え…
まさか、俺の事知ってる?

遥「ですよね」

『知ってるんだ』

遥「姉がよく話すので」

なんか照れるなぁ

『へぇ…俺の事話してるんだw』

ということは俺が岬を好きなこと知ってるのか。
恥ずいな…w

妹の顔を見るとあからさまに嫌そうな顔をしている。

あれ…もしかして俺の事

よく思ってない…?

まぁとりあえず1-2らしいので案内してあげる。

すると岬の妹から衝撃な一言が。

遥「…岬とは、どーゆーご関係ですか。」

『ブハッ…』

いきなりだなぁw
付き合ってるって思ってるのか?

まぁここは焦らして…

『まぁ…好きだけど?』

すると妹の顔が固まる。

…あれ?知らないのか?

こりゃ、付き合うの前に
俺が岬を好きなことも知らない説だなw

『岬も知ってるよ。俺から告白したし』

追い討ちをかけるようにそう言うと
妹の軽くパニック状態になっている。

やっぱりなんも言われてねぇな

『聞いてないんだ』

するとまたまたあからさまに悔しそうにする。

お姉ちゃんっ子なのか?w

岬も妹の事を本当に大切そうな眼をして話していた。

俺はまだ付き合っていないこと。
俺の事を知ってもらう為にゲームを進めた事を話す。

ゲームを進めた事は知られていたけどw

そして話をしながら教室に着くと
妹からまたまた一言。

遥「お姉ちゃんは渡さないんで」

へ?そこは応援してほしいよ…w

話を聞く限り、この姉妹は信頼しきっているんだな。

お互いがお互いを大切に思っている。

いいな…。そーいう関係は嫌いじゃない。

むしろ羨ましいくらいだ…

そして妹は言った。

遥「あなたがお姉ちゃんを本当に幸せに出来るなら
  私はあなたを認めます」

そんなの、当たり前だ。

俺は妹の耳元に『余裕』と囁いてやった。

そして妹を祝福する。


『入学おめでと』


教室に戻ると隣の席の岬が俺に気付く。

岬「さとみくん、遅かったね!大丈夫だった?」

『あぁ、岬の妹に会ったよw』

岬「え、遥に!?」









入学式は無事に終了した。

#11貴方side→←#9さとみside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:stxxx , stpr , colon
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

くらげ(プロフ) - 苺王子のオレンジ様を推しています!さん» わぁぁぁ!ありがたいお言葉です!! (2020年6月5日 12時) (レス) id: 217a2e3fdc (このIDを非表示/違反報告)
苺王子のオレンジ様を推しています!(プロフ) - この作品めちゃくちゃ好きです! (2020年6月5日 8時) (レス) id: a56268c0e3 (このIDを非表示/違反報告)
海月(くらげ)(プロフ) - 、さん» そうでした…。ご指摘ありがとうございます! (2019年12月25日 22時) (レス) id: 217a2e3fdc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くらげ | 作成日時:2019年12月25日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。