#9パソコン ページ10
4時間目はパソコン授業だった
なんかパワーポイントをなんか開いて
なんかプレゼンする為になんか作るらしい(なんか祭)
正直、パソコン苦手なんだよぉ
英語が無理だもん
その前にこの画面どうやったら切り替わんの?
パワポ開かないんやが…
むむむ…
周りを見ると同じような人がいるが
友達同士で助け合っている…
うーむ、誰かパソコン強い方…
る「え、まだそこなんですか…」
『ふぇ?』
る、るぅとくん…!?
る「…分からないですか?」
『う、うん…』
『こ、これ、なんで開かないの…?』
る「…」
?
『えっと…』
る「そこダブルクリックです。」
ふぁ?たぶるくりっく?なんじゃそりゃ(アホ)
る「もー、しょうがないですね…」
そう言うとるぅとくんは私の後ろで
まるでバックハグのような事をしてきた…
『!?』
る「動かないで下さい。画面が見えません」
『す、すみません…』
いや、普通びっくりするでしょ…
すると私のまだログインをしただけの画面から
スッスッスッと画面が切り替わっている。
手元を見るとすごく慣れた手つきだ…
るぅとくんがなんかすごい事をしてる!
(実はそんなすごくない)
る「…はい、ここに文字打って下さいね」
『…へ?あ、はい…』
る「…」( '-' )ジー
『……』(´◦ω◦`)プルプル
まず何打てばええんや…
固まっていると
る「…はぁ」
『ごめんなさぁい!!』
る「…何をプレゼンするんです…?」
え…
『…き、決めてない…』
る「え」
うわー、引かれた。使い方分かんない上に
何を打つかも決め手ないなんてもう終わったわ。
あんだけ偉そうな口利いた癖にとか思われてるよ…
る「…今回のプレゼン内容のお題は
…自分の好きなものです。」
『う、うん。』
好きなものか…
る「…何かありますか?」
『うーん…あっ!』
る「?」
私は髪に留めていた向日葵のピンを取り
るぅとくんに見せる
『これ!』
る「…!」
そのヘアピンは私のお気に入りだ。
小さい頃に貰ってからお守りみたいになっている。
懐かしい…
る「じゃあそれをテーマにして…」
るぅとくんは私のパソコンに
[向日葵の髪留め]と打つ。
速っ!速くない!?
向日葵の髪留めとキーボードを打つ手が速すぎる!
『…すご…』
る「これぐらい普通です。」
『それでもすごいよ!』
る「そ。…っ。」(プイッ)
?
とりあえずここからは自分で頑張ろう!
私は不器用に文字を打っていった。
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みかさ(プロフ) - この作品好きです!お気に入り失礼します (2020年5月9日 15時) (レス) id: d74848b20e (このIDを非表示/違反報告)
海月(くらげ)(プロフ) - ありがとうございます!!その一言が頑張る励みになります! (2020年2月23日 13時) (レス) id: 217a2e3fdc (このIDを非表示/違反報告)
やよい - この作品すきですぅぅぅ!あぁぁぁ! 更新が☆ん☆ば☆れ (2020年2月23日 11時) (レス) id: 28236963a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くらげ | 作成日時:2019年12月17日 22時