ジンのもの【ＢＬ】 (ページ9)

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お風呂からあがると美味しそうな匂いがする。

(人1)「オムライス！！」

ちゃんと僕の好物を覚えてくれるなんて意外と優しんだよな〜。

料理もできてそのうえトロトロ卵のオムライスが作れるなんて、あのジンから誰が予想できる？

ジン「おい、心の声が出てるぞ。･･･お前が作る飯を食うより余程ましだと思うが？」

(人1)「読心術せんといてな〜、料理上手なのになんで普段あんまりせんの？」

ジン「時間がねェからだ。」

これでジンに可愛げと時間があればいいお嫁さんになr･･･。

ジンを見ると思考を見透かしたような目で見てたので何も思わないようにした。

(人1)「ジンは食べんのん？」

ジン「夜は食わねぇの知ってるだろ。」

えーもったいない！

話しが弾んできたところでラムから僕のスマホにメールが来る。

ラム明日アメリカから総理大臣の側近が来日する。その警護に自衛隊の陸、空軍あわせて100人投じられる。ジンらが側近を始末するのでグレープバインは軍が空港につくまでに始末してもらいたい。

(人1)一人ですか?

ラム陸の人間はともかく空軍は相手にすると厄介なのでな、お前なら一人でも支障はないだろ?

(人1)分かりました。必ず仕留めます。

･･･まったく、人使いが荒いんだから･･･。