ジンのもの【ＢＬ】 (ページ6)

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(人1)「じゃあ、今から取り調べ。いたしいなぁ、君らもえとしげなだな。」

スマホの盗聴器との接続を切る。

蝿くらいの大きさの盗聴器が飛んで戻ってくる。

コナン「盗聴器か。」

(人1)「正解。君の横に居るんはシェリー？」

コナン「もしそうならどうするつもりだ？」

(人1)「裏切り者は始末とジンに言われちょるけ。」

ジン、その名を聞いた瞬間二人の顔が険しくなった。

灰原「グレープバイン、江戸川君は関係ないわ。」

(人1)「せせらしいなぁ、お前が情報を渡しちょったろ？」

灰原「貴男のその姿･･･。」

(人1)「お前も知っちょろうに･･･。」

カチカチ･･･バシュッと音が聞こえる、そして僕に向かって高速で向かって来るボール。

灰原「江戸川君ダメ！！」

ボールを避けてコナンの首を締め上げる。

ブーブーとスマホのバイブ音が鳴る。

(人1)「どがーした？･･･えー、･･･分かった。」

電話をきるとコナンを地面に降ろす。

(人1)「あただ帰れ言われたでな。面白そうだしジンには秘密にしておいてあげる。」

コナン「逃がすか！！」

時計からすごく細い針が打ち込まれる。

･･･麻酔か。

できるだけコレはしたくなかったけど打ち込まれた瞬間に身体を小さなコウモリに変化させて離散する。

灰原「噂通り、魔法使いだったのね。」

離散させたコウモリが一箇所にまとまるとヒトガタに戻る。

･･･本当の姿、ジンにしか見せたくなかったのに。