ジンのもの【ＢＬ】 (ページ5)

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〜コナン said 〜

喫茶ポアロで灰原と博士とお茶をする予定だったが、少し早く来すぎたようで中で待っていようかと思ったら見慣れない女の人が居た。

独特の言葉遣いと訛り方、山陰の、島根の出雲あたりの方言か。

話してると灰原と博士が遅れて来た。

お姉さんを見たとき灰原の表情が強張り曇っていく。

外に連れ出され灰原は周りを確認するとあることを告げた。

灰原「江戸川君、あの人は･･･例の組織のメンバーよ。」

コナン「？！そんな気配なんて全くしなかったぞ！！」

灰原「それもそのはず、あの人は組織のメンバーの中でも最も殺気も悪意も気配も悟られることなく依頼された殺しや潜入捜査も全て絶対成功させる。･･･そしてジンが最も信頼している男、組織のNo.6。」

(人1)「コードネームはグレープバインと言います。よろしくね？」

後ろから声がして振り向くと『グレープバイン』がいつの間にか居た。

コナン「博士はどうした？！」

(人1)「安心して、眠ってもらってるだけ。君たち組織のこと嗅ぎ回ってるの？･･･今ここで殺りあうってのも面白いかもね。あ、あと駄目だよ、盗聴されてるのにおしゃべりが過ぎたら。」

盗聴だと？！

いつ仕掛けたんだ、触れてすらいないのに！！

(人1)「子供でも、組織のこと知ってるからには殺さなければ。」

･･･灰原の言うとおりだ、コイツから何も感じねぇ･･･。