雄英には天使がいました【男主】 (ページ3)

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第二話ページ3

｢ハイスタート｣

お、いきなり始まるんですね！

周りは全く動いていないが僕は構わず走り出す

僕について他の人が走り出す

僕は指をパチンと鳴らして弓と矢を取り出す

そしてヴィランに向かってどんどん放つ

受験用のヴィランと言えど結構危ないですね

僕はポイントを稼ぐ事より人助けを中心に行った

見ているのはヴィランを倒すだけの力ではないと思うので

時間も過ぎて０ポイントの大きいヴィランが出てきた

みんなはやはり逃げてますね

僕は周りを見ながら一人でも逃げ遅れてないか確認をした

黒髪で耳にイヤホンみたいなのが付いている少女が足を怪我しているのか走ることが出来ていないことに気づきすぐに駆け寄った

｢大丈夫ですか？背中に乗ってください｣

｢あ、ありがとう｣

彼女は照れながらもお礼を言ってくれました

彼女を背に背負って僕は走るがヴィランは近付いてきていた

｢すいません。一回降ろしますよちょっとあれを壊すので｣

と言って僕は０ポイントのヴィランを指さした

｢あんなの壊せるわけ…｣

僕は再び弓と矢を取り出し
弓を引き矢を放った

０ポイントのヴィランに見事的中し
ヴィランはバラバラに崩れ始めた

そして終了の合図が出された

｢足大丈夫ですか？すぐに見てもらった方がいいですよ｣

｢そんな事より色々ありがとう。私は耳郎響香。また会えたらお詫びさせて｣

｢別に大丈夫ですよ。人を助けるのがヒーローの役目ですから｣

耳郎さんとても良い人ですね

なんだか耳郎さんとは同じクラスになれそうな気がします

こうして雄英高校の入試が終わった