馬鹿だけど人思いの少女が審神者になった【刀剣乱舞】弐

46話 ページ4

貴｢謝る？今更？｣


緋｢俺はねずっと前から…いや、会った頃からね




A、お前の事が好きだったんだ｣


貴｢…｣


緋｢でも、お前は恋なんかに興味もない
好きな人もいない

振り向かせる事が出来ない

だったら、振り向かせるのは諦めて

影からお前を撮ったり、お前をいじめたりした｣


貴｢それって、私のお父さんが亡くなってから私の声が出なくなったから

からかってたんじゃないの？｣


緋｢…お前の声が出なくなって
皆に、からかわれ出したのは覚えてるよね？

最初は止めようとした

でも、お前がいじめられている姿を見て







とても興奮して可愛いくてたまらなかったんだっ！！！｣



顔を真っ赤にして、見つめてくる幼なじみに恐怖を感じた


緋｢いじめられているお前を見ていて

俺も、お前をいじめたくなったんだ…｣


貴｢いじめられめる私の顔はどんなのだった？｣

何故こんなことを聞いたのか、自分でも分からないけど

何故か少し気になった


緋｢涙目で苦しそうで、耐えている姿が可愛いくてたまらなかった｣


貴｢…そう…
あのキモイくまのぬいぐるみは緋紅の仕業でしょ？
なんで私の本丸を特定できたの？｣


緋｢演練でお前に会って、その時にたまたま本丸コードを知れたんだ
だからお前の本丸に行った

人目お前の顔が見れたらいいと思ってた

でも、それじゃ足りなくて


ぬいぐるみにカメラをしかけた


怒ってるか…？｣

貴｢もちろん怒ってる｣

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