3話 ページ3
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「……起きて!! おはよう!!」
自分でも大きいと思うほどの声を出して、布団をバシッと叩く。
『彼』はビクッと体を震わせて飛び起きた。。……すると、部屋に鈍い音が響く。
「……痛いよ、きんとき。」
「もうちょっと優しく起こせよ…………おはよう。」
ちょっと厳しい口調でも、『彼』、きんときは柔らかい笑みを浮かべて起きてくれた。これがかわかっこいいというやつだ。
きんときは私の……親友、ってことにしてる。私の頭のなかでは。相手がどう思ってるかはわからないけれど。
……好きなのかはわからない。少なくとも嫌いではないと思う。多分、だけど。
「はやくご飯作ってよ。ほら、はやく。」
どうしてもきつく当たってしまう。
これは、どうすれば直るのだろう。
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三葉(プロフ) - トロピカルじゅーすさん» コメントありがとうございます〜! タイトルは結構悩んだのでそう言っていただけるととても嬉しいです! 更新頑張りますね! (2021年9月30日 7時) (レス) id: 1c4cf836a7 (このIDを非表示/違反報告)
トロピカルじゅーす(プロフ) - こんにちは。タイトルに惹かれて読んでみたらめっちゃ続きが気になりました!ちょっとずつでいいので更新頑張ってくださいね! (2021年9月30日 6時) (レス) @page4 id: f1623e6737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三葉 | 作成日時:2021年9月29日 19時