『弱々しい女の子』演じてます。【歌い手】【すとぷり】

#6#凛としているあの子 ページ6

るぅとside


どうも〜！るぅとですっ！！

今日はね、初めての高校なの！！
初めは大事だよねってなーくんが言ったからみんなで登校中！
だけどね、僕達がこの高校行くの知っていたのか、中学で見た事ある人が……(←まだ純情)

僕達も歩けないし、ジェルくんとかころちゃんは除いてみんな困惑気味。

だったんだけど、キョロキョロ周りを見渡すと

堂々と歩いてるんだけど、歩くのめっちゃ早い女の子いて。
後ろに男の子もいるみたい。




……気になる。……話したいな。



なんて。なんでか思ってしまった

多分僕だし、話すぐらいならいけるかな……？

何とか教室までたどり着いたらやっぱりあの男の子と話してる。

……やった！あの女の子と同じ席じゃん！


近くに行くと、


その子は凛としていて。誰も近づかないイメージ。


お世辞にも、顔はいいとはいえないかな。
メイクもしてるみたいだけど。
なんでこんな子気になったんだろ。

登校中、ころちゃんがありえない遊び思いついちゃってね？

こ「ねーねー！！僕いいの思いついちゃった！

今日初めて女の子と隣になるでしょ？だから子と1週間で気軽に話せるようになろ！！」

僕はあんまり人と話すの苦手だから反対したのに……
あれだけ反対したのに……
多数決で決まっちゃった……


一応、コミュ障なの治そうとしてるのに!!!

なぁんで！w


ということで積極的に話さないといけないのだ。
もうやぁだ……(´；ω；｀)



まあ慣れればいけるし、頑張ろっ！

あの子の名前は、零夜 あやのさん？
あまり聞かない名前だな。僕もだけどね、

「……あのっ！お話しませんか？話したいことがあるんですけど！」

周りの女子が静かになった。なんで？
皆、零夜さんに注目している。

貴『……嫌です。ごめんなさい。』

……え。思ったのと違う答え。話してくれると思ったのに。

貴『私は麗明さんとは話したくないです。そこの女子達に構ってあげてください。』

周りの女子さんが次々に言いまくる。

『はぁ！？こっちは話しかけられただけでも嬉しいのに。』

『……ウザイね。あの子。』

『調子乗んなよな、』


とかとか。酷いものばっかり。


零夜さんは耐えられなくなったのか、教室を出てってしまった。


何故か今日は普通のお昼休みがある。
入学式当日なのに。
皆が誘ってくれたけど、断った。



一人で食べたかった。



なんか複雑。

悲しいのか辛いのか分からないこの気持ち。


そうだ。あの人の曲聞こう。

#7#1人になると案外頭が冴えます。→←#5#人が入るだけで華やかな教室。

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