『弱々しい女の子』演じてます。【歌い手】【すとぷり】 (ページ42)

今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:250,892 hit

#41#心の声が声に出るのは相当な勇気が必要事項です。ページ42

貴方side

……うざいんだよ。

お前、いつもいつもヘーキな顔しやがって。

……え？

おと、う、さん。なんて、言った？

う、ざい？

私、いつもいつも身代わり人形になってたのに、

悪いこと、してた感じですか？

父「あ？文句あんのか？

あるなら言ってこいよ。
お父さんに言ってこいよ。」

『……あるわけないです。

もう、終わりですか？』

ﾊﾞﾝｯ！

強く叩かれた。これは……バッドか？

感触がいつもと違うような……。。。

父「ほら、見ろよ」

お父さんは私の髪を適当に持ち上げて無理に見させた。
痛くもないけど、その持ち方、やだよ。

父「鉄パイプだ。新しい道具だ。喜べ。」

『……もう、い、いですか、』

父「まだだって言ってるだろ？
少しぐらいは黙っとけよ！」

『……ぅっ……』

やば～みぞおちきた～

父「なんだ？もうこんなんで立てないのか？
… 私がシバいて来た娘だ。

もっと強いだろ。」

『……ｯｯ』

どうやら頭はもういいらしい。

胴体、ってことか。

腕を折れるぐらい痣が出来るまで殴って

太ももの皮膚が剥がれるぐらい叩きまくって

今度は……何をするの？

なんでこんなに感情が今にも溢れそうなのかがわからない。

いつもなら、何かやってんな～程度だったのに。

痛いよ。やめてよ、お父さん。

なんて言えなくて。
言ったらどうなるか分からないし、

いつも死にたい、なんていつも思ってるくせに、

いざとなったら絶対に出来ない。

こんなに気弱なのに、みんなの前では強がってさ

ほんとに意味不明すぎる。行動不明。

父「……ﾊｧﾊｧ…叩くのも疲れるな……

でも、っ、もっとだ……。」
『……う、ｳｯ……ｯﾊｧ……ﾊｧﾊｧ……

ﾊｧ、おとうさ、……も、もやめて……』

それから、1分が1時間にも思える時間を

……10分

……20分

……30分と、頑張った、よ

父「もう、ぅ、こんぐらいにしといてやるよ

次、はあ、明日だからな。」

『……ｯﾊｧ……い、ったぁ……

ち、が、凄いたれてる……』

ち、治療しないと…。

でも、こんな体力で出来ない……

とりまこの空間を抜けたい。

この生臭い所々に赤い液体が垂れてる部屋なんて見たくもない。

しかもこれ全部私のやつなんて。

大不幸中の中不幸だよ。

ねえ、？

分かってるの。

なのに…。

……ねえ。神様。

私は今楽しいと思いますか？