『弱々しい女の子』演じてます。【歌い手】【すとぷり】 (ページ38)

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#36#私は賛成でも反対でもない『どっちでもいい』派ページ38

貴方side

『ここ、みんなで泊まってください。』

ま「わー！！優しいお父さん！」

奏「…あやのはどこで寝るの？ここ？」
『……いや、自分の部屋で寝ようと…』

る「一緒に寝たいなぁ…(ﾎﾞｿｯ」
莉「……( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！ねーねー！
俺皆で寝たいなぁ…。。。皆は？」

わーわーーー

すごいすごい、こんなに賛成が。

私こんなに人気あったっけ。

なんてちょっと自己満。

『……はい。皆さんが寝たいならこっちで寝ますよ……。。。』

『でも、ベットもあるけど、布団もありますよ？

ベッド全員もあるし、布団もあります』

ジ「どっちもあるん！？お金持ちやなぁ…」
莉「お泊まりっていったら布団だと思うんだよなぁ、俺は！」
『じゃあ、布団にします？』

これまた賛成勢が沢山

私は……

なんでもいいけど。

『……もうこんな時間だし、夕食時ですね

食堂に行きましょう。』

……ﾃｸﾃｸ

……ｶﾞﾁｬ

お手伝い「あ、いらっしゃいましたか！

皆様も！こちらです！」

ま「あぁ……。美味しそ……」
ジ「やば……。豪華やな…」

(お手伝い省略→手)

手「今日は特別コースと聞いております。
皆様はコースでいいですか？」
な「はい！」奏「うん」ま「うんうん！」

～料理が並ぶ～

みんな興奮し過ぎ……。

なんか私がハズレみたいになってるけど……

私コースみたいなの苦手なの。

料理多すぎるし、わざわざ彩りとるのがわからないなぁ。

お腹、ちっちゃい方だし。

な「あれ、零夜さんはコース？

量多くない？」
『あ、私はコースじゃないんです。
私のご飯はこれだけですよ。』

さ「……少なっ！」莉「これだけって…細っ！」

『…そういうのはいいです。w

早く食べないと次、来ちゃいますよ？w』

なんでこんな馴れ馴れしいの。

私うざって思われてるかな。

なんで一緒のコース頼まないんだよ、とか
今日はいつもよりも会話量多いし疲れるなぁ

とかとか。

ま、いっか。別にいいや。

そう思って私はゆっくり食べた。

宮野さんは計画的に食べてた

まふは来たら即食べてた

すとぷりはバタバタしなから食べてた。

なんとも微笑ましい光景。

ついつい笑ってしまう箇所があった。

どんどん辺りは暗くなってくる。

私はもう外は暗いことは気づきもせずに、こっちに気を取られてたんだ。

私が人生で1番辛い、なんて思っちゃうこの時間が。

1番大っ嫌いだ。