LDHのcute angel

私の過去 ページ11

私は、3歳の頃から、ダンスを始めた。

お父さんは、ダンスの先生、お母さんは、歌の先生ということで、毎日、小さい頃からダンスと、歌の練習をしてた。

だからね、昔から人一倍運動神経には自信があったんだ。


その反面、私はいじめられてたんだ。


小学校の高学年になると、八つ当たりからのいじめは、もう日課みたいな。


こいつらとは絶対一緒になりたくないって思って、めっちゃ勉強頑張って都内の有名な私立中学を受験したんだ。

お父さんとお母さんを頑張って説得して、受験して、無事に合格して、入学することができた。



だけど、SNSってすごいよね。

あっという間に、私がいじめられてたことがばれて。

翌日から態度が一変。

仲のよかった、親友ともいっていい子も、私を無視してきて。


それ以来、私は人が怖くなった。


私はそれから逃げるように、公園で毎日ダンスを踊ってた。

休みの日は、一日中。もう、ずっと踊りっぱなし。



ある日、私はいつものごとく、公園で踊ってた。

休憩していたら、いつの間にか目の前に男の人が立っていて、こう言ったんだ。


？「君、LDHに入らない？」


最初、こいつなに言ってんだよ。って思った。…てか、思うでしょ？

だけど、話し聞いてるうちに、この人めっちゃすごい人だって。HIROさんっていうんだって。


この人なら大丈夫って思った。


だけど、やっぱり心のどこかで怖くて、話しが頭に入ってこなくて、

おとなしく、『うん』って言うしかなかった。じゃなくて言えなかった。



LDHにきて、社長室に入って…


H「僕は、君にGENERATIONSというグループに入ってもらおうと思ってる。…ちょっと待って。君の名前Aであってるよね？」


え？この人大丈夫か？不安過ぎて困る。


『…うん。黒岩、A』

「Aかー。これから頑張れよ！…お父さんにはいっておくから。」


『うん…てか、お父さんと友達だったんだ。』


「お父さんの名前知らない人なんていないと思うよ。小さい頃、ダンススクールが一緒で、それからずっと連絡取り合ってたんだ。実は、お父さんから色々聞いてて、なにか救いになれないかということで、この話しができたんだよ。だから、なにかあったらすぐに言うこと。できるだけ、色々な人に心を開くこと。人間不信かもしれないけど絶対に大丈夫だから。」


そうだったんだ…

H「あと1つ。僕は、いつでもAの味方だから。話ならなんでも聞く。だから、よろしくね、A」

『うん』

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