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「大丈夫?」
そう声をかけてくれたのはオレンジ色の髪をした男の人
「あ、えっと...」
私はまだ、人が怖い
見知らぬ男の人に事情を話せるわけがない
「寒くない?」
私は首を縦に振った
「俺んち来る?」
「えっ...」
知らない人の家、しかも男の人
行けるわけない...
だけどこんな寒い中ずっとここにいるわけもいかない
「はい...」
小さな声でそう言った
「歩いてすぐだから、まぁついてきてよ」
そう言った彼に私はついていった
彼は途中自販機で温かいココアを買ってくれた
「はい」
「ありがと...ございます...」
自販機で買ってくれた1つの温かいココア
それをくれただけでなぜかあの人の優しさを感じた
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作者名:mmmiii | 作成日時:2018年6月21日 21時