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私を救ってくれたのは
笑顔がよく似合う神様でした___
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｢うぅ...寒いよ｣
夜中の1時30分 1月7日 真冬
私はたった1人で公園の片隅のブランコに座っているのだった
家族はいない
家はない
そんな私はひとりぼっちでここ、岡崎に来たのだ
なぜここに来たかは自分でもわからない
ただ、走り続けて疲れた私が休める場所がほしかっただけだ
私は両親を亡くし、親戚の家に引き取られた
でもそこの家は私が思っていたような幸せな家庭ではなかった
私のことを差別し、汚いと言われ、寝る部屋もほこりまみれの物置
学校でも悲惨ないじめ
私の居場所などどこにもなかった
｢あの子なんかいなければいいのに｣
今でもその言葉を思い出す
耐えきれなくなった私は遂に家を飛び出した
そして気づくと隣の市、岡崎についた
公園へ行き、そこで一夜を過ごそうと思った
でも、真冬の夜中
寒すぎる、このままじゃ凍え死ぬ
家に戻ろうか、いや、もうあんなところには行きたくない
そんなことを考えているときだった
神様が現れたのは
｢大丈夫？｣
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作者名：mmmiii | 作成日時：2018年6月21日 21時
