関西 J r のシンデレラ６ (ページ39)

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危険ページ39

最近知らない人からのメールや電話が増えた。

みんなからもマネージャーさんからも

「仲いい子でも連絡先を教えたらダメ！」

って言われてるから私の連絡先を知ってるのはジャニーズ事務所の人だけなはずだけど。

『はぁ、誰かが漏らした…？』

こうなったのはあの日から。

毎晩鳴り止むことのない無言電話もメールも苦痛でしかなかった。

でも１週間に１回ぐらい留守電が入ってて

「 Aちゃん、大丈夫だよ。怖がらないでね。
僕は君の王子様だから。」

って男の人の声が入ってる。

誰かに話そうと思ったけど退院してからみんなに迷惑かけてばかりで話すのを諦めた。

そして昨日、体の痣が増えているのがバレてその日の夜に私の会議が行われたらしい。

私は毎回参加してないけどみんなから出たのは「最近Aがおかしい。」「Aが危ない気がする」。

私の体は限界になっていた。

みんなのおかげで体重も痣も全て元に戻ったのに。

大「 A…痩せた？」

『ううん！』

最近ちゃんと笑ってないから顔が引き攣る。

大「 A、笑えてないで？なんかあったんやろ？明らかに痩せとるし… 」

『なんもないって！』

私は大ちゃんに強く当たってしまった。