関西 J r のシンデレラ６ (ページ28)

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流「 A！！！！！」

路地裏に倒れていたAの体は傷だらけで制服はドロドロ。

『 ……っ、りゅせ、くん。』

意識はあるけど体が弱っている。

流「 A…、誰にされたん。」

Aを起こす瞬間に腕を触るとヌルッとした。

流「、！ A、何これ… 」

見てみると二の腕辺りからものすごい量の血が出ている。

『りゅ、せくん、だいじょ、っぶだから… っ』

そう言って力が抜けたAを見て急いで大ちゃんに電話する。

大「もしもし～？学校終わった～？」

流「大ちゃん！終わったけど、Aが…A、
血出て、意識失って、、」

大「流星！どこにおる？！」

とにかく大ちゃんに場所を伝えて来てもらうことに。

大「流星！！！！」

流「大ちゃん！Aが… とりあえず止血したけど目開けへん… 」

大「康ちゃんに頼んで救急車呼んでもらっとるからな。泣かんでいいねん。」

大ちゃんがいつもみたいに優しく抱きしめてくれる。

ジーコも合流して少しすると救急車が来て手当てしてくれたけどAは目を覚まさなかった。