関西 J r のシンデレラ６ (ページ27)

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悪者《流星side 》ページ27

『りゅー、帰ろ！』

今日は１日オフだったので久しぶりに１日学校。

流星のひとときはAが学校でりゅー、って呼んでくれるとき♡(笑)

流「まって！すぐ用意する！」

ノートを移すのを忘れててすぐに鞄に詰め込む。

『おーそーいー(笑)』

初めて会ったときから変わらない。
ニコってするとクシャってなる笑い方。

校門を出るとファンというか学校の女の子達が出待ちしててそこを駆け抜ける。

これは毎日同じ。手を繋いで走る男大西流星がAを引っ張る。

流「今日人多いみたいやし違う道で帰ろか？」

『うん！』

これが、後々Aを危険な目に合わせるなんて思いもしなかった。

流「ちょっとコンビニ寄りたいんやけどいい？」

『うん！じゃあ外で待っとく！』

ちょっとお腹が空いたからおにぎりとお茶とAの好きなカルピスを買って外に出る。

流「 A……？」

外に出るとAがいなくなっていた。

流「これ、、Aとジーコのストラップ… 」

Aが立ってたところにはAがジーコのプレゼントにお揃いで買ったくまのストラップ。

流「どこにおるん、、」

とにかく学校の周り、暗くて細い道など、探した。

最後の場所に見覚えのある人が倒れていた。