かっちゃんのデレ期【爆豪勝己】 (ページ7)

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言葉ページ7

勝己は素直じゃない。

思ったことも口に出してくれないし、何考えてるかわかんない。けど、たまにデレ期が来るし。

余計訳が分からん。

「ねぇ」

「あ？？」

相変わらず無愛想だ。
可愛さの欠けらも無い！！

「だから、黙ってればイケメンって言われるんだよ。」

「舐めてんのか、モブが！！」

めちゃめちゃ怒るし！
私だって怒る時は怒るよ！！

「だって、勝己いつも言葉にしてくれないじゃんー！

たまには言葉にして欲しいんよ！」

「は！？」って驚いた表情をする勝己。
今まで言われたことないから恥ずかしいんだろうな〜

耳まで真っ赤だ。

「もしかして、恥ずかしいのかな〜？」

煽る。

「は、そんくらいやったるわ！

やり殺したるわ！」

また誤解されかねない言い方だ。

耳まで真っ赤にしたかと思うと、突然俯いた。さっきまでの威勢どこにいったさ。

「おい、A」

いつになく真剣に呼ばれ、肩をがっしり掴まれる。

目も剃らせない、真っ直ぐ目を見つめ合う。

「A好きだ。大好きだ」

「私もだよ」って微笑みながらいうと照れ隠しか「クソがっ」っ言いながら私を抱きしめた。